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『済物浦』という名を、パッチワークのように紡ぐ…仁川開港博物館で特別企画展

仁川中区文化財団、7月1日の済物浦区発足に合わせ『済物浦パッチワーク:All about Chemulpo』を開幕

掲載 記事番号 50842

来る7月1日、仁川・中区の行政体制改編により新たな自治区・済物浦区が発足するのを前に、『済物浦』という名そのものをテーマにした展示が同日幕を開ける。(財)仁川中区文化財団は7月1日から、仁川開港博物館の企画展示室で特別企画展『済物浦パッチワーク:All about Chemulpo』を開く。

  [The Korean Today] 仁川開港博物館の特別企画展『済物浦パッチワーク:All about Chemulpo』のポスター © キム・ミヒ記者

今回の展示は、新たな自治区の発足に合わせ、その名に込められた来歴を改めてたどる場である。各地に散らばっていた文献記録や古地図、風景写真、芸術作品など多様な資料を一枚のパッチワークのようにつなぎ合わせ、『済物浦』が歩んできた歴史的・文化的な意味を立体的に解き明かす。

展示は『記録の断片』『地図の断片』『風景の断片』『表現の断片』『もう一つの断片』など、全5つのテーマで構成される。各テーマは異なる形態の資料を通じて済物浦の一断面を示し、それらを集めると一つの大きな絵が浮かび上がるように組み立てられている。

来場者は、外国の文献や地図に『Chemulpo』と表記された痕跡、解放直後に一時用いられた『済物浦市』に関する資料、1910年代の済物浦港を収めた映像資料などを通じて、時代ごとに移り変わった済物浦の姿をたどることができる。

また、複数の地図や資料をもとに、済物浦の領域がどのように変わってきたのか、新たに発足する済物浦区の空間的な範囲がどこまでなのかを併せて照らし出す。今日もなお各所に残り使われている済物浦関連の名称も紹介し、過去の地名が現在の住民の生活空間とどのようにつながっているのかを示す。

財団関係者は「今回の展示は、異なる資料を一つに紡ぎ合わせ、『済物浦』という名が持つ多様な意味と物語を新たに照らし出そうと企画したものだ」とし、「来場者が記録と空間、風景と文化に込められた済物浦の多様な姿をもとに、地域の歴史とアイデンティティをより深く理解するきっかけになることを期待する」と述べた。

展示は7月1日から2027年2月28日まで、約1年8カ月間にわたり仁川開港博物館の企画展示室で続く。詳しい内容は財団のホームページ(jcf.or.kr)で確認できる。

[ キム・ミヒ記者: incheonsouth@thekoreantoday.com ]

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Kim Mi-hee 記者

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