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新たな出発を切る済物浦区、過去と現在を「チョガッポ」で結ぶ特別展を開催

7月1日、仁川開港博物館で特別企画展「済物浦チョガッポ:All about Chemulpo」開幕

掲載 記事番号 50824

来る7月1日、行政体制の改編により新たに発足する済物浦区の名称に着目した展示が用意される。(財)仁川中区文化財団は、7月1日から仁川開港博物館の企画展示室で特別企画展「済物浦チョガッポ:All about Chemulpo」を開く。

  [The Korean Today] 済物浦区発足記念 仁川開港博物館特別企画展「済物浦チョガッポ」のポスター © キム・ミヒ記者

今回の展示は、新たな自治区の発足に歩調を合わせ、「済物浦」という地名そのものをテーマに据えた。文献記録や古地図、風景写真、芸術作品など性格の異なる資料を一堂に集め、まるでチョガッポ(端切れをつなぎ合わせた布)を縫い合わせるように編み上げ、済物浦が持つ歴史的・文化的な意味を立体的に映し出す。

展示は「記録の断片」「地図の断片」「風景の断片」「表現の断片」「もう一つの断片」など計5つのテーマで構成された。それぞれ異なる資料をテーマ別に分けて見せる構成で、来場者は時代やメディアを行き来しながら済物浦の姿を辿ることができる。

具体的な資料も豊富だ。外国の文献や地図に表記された「Chemulpo」、解放直後に使われていた「済物浦市」関連の資料、1910年代の済物浦港を収めた映像資料などを通じて、時代ごとに変わった済物浦の表情を確認できる。

また、複数の地図や資料をもとに、済物浦の領域がどのように変わってきたのか、今日の済物浦区の空間的範囲はどこまでなのかを掘り下げる。今なお使われている済物浦関連の名称も併せて紹介し、過去の地名が現在とどのようにつながっているのかを示す。

財団関係者は「今回の展示は、互いに異なる資料を一つに編み上げ、『済物浦』という名前が持つ多様な意味や物語を新たに照らし出そうと企画されたものだ」とし、「来場者が記録と空間、風景と文化に込められた済物浦の多様な姿をもとに、地域の歴史とアイデンティティをより深く理解する契機となることを期待する」と述べた。

展示は7月1日から2027年2月28日まで仁川開港博物館の企画展示室で続く。新たな自治区が第一歩を踏み出す時期に合わせ、その名前の根源を振り返る展示であるという点で、地域のアイデンティティを刻む場としての意味が一層加わるものとみられる。詳しい内容は財団のホームページ(jcf.or.kr)で確認できる。

[ キム・ミヒ記者: incheonsouth@thekoreantoday.com ]

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Kim Mi-hee 記者

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